宗派を超えて力を結集し活動をしております
函館市佛教会
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眞宗寺内
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会長あいさつ

 釈尊の成道より二千五百年余り。その間、仏教は時を越え、国を超えて受け継がれてきました。ここ日本でも、我々の文化、生活、精神の隅々にまで仏教は浸透しています。我々の精神文化と一体化した仏教は、意識することさえ必要ないくらい世の中の至るところに根を下ろしています。
 しかしながら現代、宗教離れがいろいろなところで叫ばれています。これはなぜでしょう。
 その昔釈尊は、「この世は苦である」と説きました。それから時は過ぎ、世の中は格段に豊かになりました。身の回りはモノで溢れ、昔はできなかった様々なことが可能になりました。現代、私たちがこの世の中を「苦」であると感じることは少ないかもしれません。乗り越える「苦」が無くなって、仏教はその役目を終えたのでしょうか。
 いいえ。人は生まれた以上は必ず老い、病み、死すという事実は今も昔も変わりません。時の流れの止まらないこと、そして人生が有限であるということ。この根源的な「苦」の前では、現代科学すらも無力です。
 だからこそ我々人間は、この限りある人生を、いかに生き、いかに老い、いかに病み、いかに死すかという命題と向き合う必要があります。この必要性は昔も今も変わりません。仏教はこの命題と二千五百年以上の間向き合い続けてきました。
 仏教とは単に死者のための儀礼だけではありません。限りある人生の中での貴重な「いま」といかにして向き合い、輝いて生きるか。釈尊の教えはそのヒントに満ちています。
 仏教に限らず宗教とは、人生を歩くときの手すりです。暗い道を照らし出す灯明です。自己と向き合う鏡です。願わくは、皆様がふと立ち止まって苦を感じたとき、私たち佛教会を通じ、仏教の教えが皆様の不安を少しでも取り除き、輝ける人生を送る一助となりますことを希望致します。
 私たち函館市佛教会は、仏教各宗派そして多様な賛助団体の方々とともに、仏教の興隆をめざして活動しています。皆様のご入会、ご協力、ご支援をお願いいたします。
合掌
平成31年函館市佛教会会長
曹洞宗 高龍寺住職 永井正人

函館市佛教会とは

目的
函館市佛教会は、会員相互の連絡を密にし、協調と親睦を図り、宗教心の涵養、道義の昴揚、精神文化の向上などの教化活動の実践に当る事を目的とする。
目的達成のための事業
1. 各宗派共通の仏教行事の遂行。
2. 仏教伝道を主とした講演会、児童文化会などの開催と協賛助成。
3. 会員が必要とする研修会などの開催。
4. 会員親睦会の開催。
5. 社会参加の促進、其の他の必要とする事業。